治療を休むと決めたものの、「これでよかったのかな」と不安になることがあります。お休み期間をどう過ごせばいいか、一緒に考えてみましょう。
治療を休む理由と期間を明確にしておこう
まず、どんな理由で治療をお休みしようと思ったのか、改めて確認してみるところから始めてみましょう。
治療をお休みする背景は人それぞれです。年齢的にまだ余裕がある人、長く続けてきて気持ちを整理したい人、金銭的な理由で一時的に休む人など、事情は一人ひとり異なります。
だからこそ「なぜ自分は治療を休むと決めたのか」を明確にしておくと「時間を無駄にしているのでは?」と自分を責める気持ちが少し軽くなることがあります。
また、治療をお休みすると決めたら、次に考えてほしいのは「いつまで休むのか」ということです。治療を再開するつもりであれば、再開の目安を決めておいた方がスムーズに動き出せます。期限を決めないままだと、ずるずるとお休みが延びてしまうこともあるからです。
お休み中に長期旅行に行きたいなど、何かやりたいことが決まっている場合は、その予定の前後で期間を設定してみるのもおすすめです。
また、年末年始・GW・お盆などの連休に合わせてお休み期間を設定するのもひとつです。とくに、クリニックが長期休暇を取る時期は、生理周期によっては1周期お休みが必要になることもあるため、その期間をうまく活用してもいいでしょう。
お休み期間を自分のために使おう
2年、3年と不妊治療を続けていると、どうしても生活が治療中心になりやすく、1か月先の予定さえ立てづらいことも少なくありません。そのため、旅行や趣味など自分の楽しみをずっと我慢してきた人も多いのではないでしょうか。
せっかくお休みするのですから、これまで我慢してきたことをやってみましょう。旅行、趣味、習いごとなど、自分がやってみたかったことに触れる時間は、妊娠や治療のことを少し忘れさせてくれる時間になるかもしれません。「休む」と決めた時間だからこそ、自分のために有意義に使ってあげましょう。

また、治療のお休み期間に、生活習慣を整えたり、食事や運動を見直したりするのもおすすめです。こういった行動がすぐに妊娠につながるわけではありませんが、この先の人生を考えても、健康を意識した生活を心がけることはとても大切です。「今は身体に良いことを取り入れる時期なんだ」と考えるようになると、焦りや罪悪感が少し軽くなるはずです。
これまで通院が忙しくて運動する時間がなかった人は、ジムに通ってみたり、ウォーキングやランニングをしたり、自宅でヨガをする時間をつくったりするのもひとつの手です。
栄養バランスを考えたお料理にチャレンジするのもいいでしょう。ただし、ネット上にある妊活や健康に関する食事の情報は怪しげなものも多いため、厚生労働省のサイトにある食事バランスガイドなどを参考にしましょう。
「やっぱり休まない」に変えてもいい
それでもやっぱり焦りや罪悪感が消えないなら、「今は休む時期ではない」というサインなのかもしれません。
いったん「休む」と決めるとそれを守らなければと思いがちですが、「やっぱり休まない」に変えても問題ありません。モヤモヤしたまま休むより、思い切って治療を再開した方が、気持ちが落ち着くこともあるのです。













