妊活は、結果がすぐに見えない分、心が不安定になりやすいものです。周囲の妊娠報告や何気ない会話に、思いがけず心を揺さぶられることもあります。「比べないようにしよう」と思うほど、かえって比較してしまう自分に苦しくなることもあるでしょう。
ここでは、そんな比較のループから少しずつ距離を取るためのヒントを考えていきます。
周りと比べてしまうのは仕方ないこと
周りと比較して落ち込んでしまう——これは妊活に限らず、誰もが経験することです。子どもの頃は進学やスポーツの結果、大人になってからは就職や置かれている立場など、さまざまな場面で感じてきたのではないでしょうか。
周りと比べても何も変わらない。頭ではわかっているのに、気づけば比較してしまう。妊活もそのひとつです。
まずは「比べてしまうのは仕方ないこと」と捉え、そんな自分を責めずに受け入れてあげましょう。それだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
比較する時間を少なくしよう
ただ、常に比べ続けている状態では、心が疲れてしまいます。比較してしまうこと自体は仕方なくても、その機会を減らすことはできます。
どのようなときに比較してしまうか、振り返ってみましょう。友人や身内からの妊娠報告、社内で耳にする妊娠の話、テレビやSNSで目にする情報——いろいろな場面が思い浮かぶかもしれません。
友人や身内からの報告を避けるのは難しいですが、SNSやネットの情報は工夫次第で距離を取ることができます。特に最近のSNSは、過去の検索履歴に基づいて情報が表示される仕組みになっています。妊娠に関する投稿ばかり見ていると、タイムラインがそうした情報で占められてしまうことも。意識的に妊活以外の情報を検索することで、表示される内容を変えることができます。
可能であれば、ネット環境そのものから離れる時間をつくるのもおすすめです。

妊活以外の時間を持とう
妊活中はどうしても時間があると、妊活のことを考えたり、周りの妊娠情報に敏感になったりするものです。一時的でも構わないので、妊活のことを忘れられる時間を持ちましょう。
あえてスマホを持たずにカフェで読書に没頭するのもおすすめです。何か特定の趣味があれば、その集まりに参加するのもありです。ランニングやヨガ、ハイキングなど体を動かすのもいいかもしれません。
生活の中で、妊活が占める割合を少しでも減らすことで、比較のループから抜け出すことができるかもしれません。
感情を書き出してみよう
それでも比較のループにはまり、モヤモヤした時間を過ごすときもあるでしょう。そのような場合は、スマホやパソコンからいったん離れて、紙と筆記具を用意しましょう。
その紙に、モヤモヤした気持ちを思うままに書き出してみてください。書き出すことで、自分が何に対してモヤモヤしたり悲しい気持ちになっているのか、少しずつ整理されていくでしょう。
そして、書き終わったらその紙をびりびりに破いて捨ててしまうのです。モヤモヤした感情も一緒に手放すイメージです。
ただ、ひとりでは気持ちの整理ができないほど追い込まれてしまう場合もあります。そのような場合は、迷わず専門家に相談するようにしましょう。
周りと比べてしまうことは、妊活に限らず誰にでも起こる自然な感情です。無理にやめようとするのではなく、情報との距離を調整し、妊活以外の時間を意識的に持つことが大切です。
自分の感情を書き出したり、必要であれば専門家に相談したりしながら、少しずつ心の負担を軽くしていきましょう。







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