揺れる気持ちを、こうして言葉にして届けてくださり、ありがとうございます。
気持ちを整理するために言葉にするのは、とても勇気がいることだと思います。その一歩を踏み出したあなたを、そっと支えたい気持ちで読んでいました。
妊娠中の不安は自然なこと
妊娠すると、周りから「おめでとう」「よかったね」と言われることが多いですよね。「喜ばなくては」と感じることもあるかもしれません。
でも実際には、「ちゃんと母親になれるかな」「赤ちゃんは元気に育つかな」と不安になることも多いものです。つわりなどで体調がすぐれないと、手放しで喜べないこともありますよね。
だから、今の気持ちはごく自然な反応です。不安を感じるのは、赤ちゃんと自分を守ろうとする心の働きでもあります。未来の変化に備えて、心が準備をしているのです。

少しずつ「お母さん」になっていく
妊娠初期は、病院でエコー検査をしても、まだ小さくて赤ちゃんが確認できないこともあります。月経が遅れて自宅で検査をし、妊娠に気づいて産婦人科を受診しても、赤ちゃんの姿がすぐには見えないことも少なくありません。
妊娠2〜3か月ころに胎児心拍をエコーで確認したときや、出産予定日が決まって母子手帳を発行するときには、助産師も医師も、そして妊婦さん自身も、ホッと胸をなでおろす瞬間があります。妊娠して赤ちゃんが育つことは、奇跡のようなこと。その分、喜びも大きくなるけれど、不安も自然に大きくなるものです。
流産を経験された方や、不妊治療を経て妊娠された方にとっては、赤ちゃんの心拍を確認できる瞬間がとても貴重なもの。喜びと不安が入り混じるのも、無理のないことです。だから、今の不安な気持ちも、決して一人で抱え込む必要はありません。
胎動をまだ感じられないこともあり、落ち着かない気持ちが続くかもしれません。でもすぐに「お母さんらしく」なる必要はありません。つわりや体の変化、生活リズムの変化、そして出産を経て、少しずつ、あなたらしい「お母さん」に近づいていくはずです。
不安なときの小さな工夫
気持ちが落ち着かないときは、赤ちゃんに意識を向けてみましょう。呼吸を整える時間は、赤ちゃんとあなたをつなぐ小さな対話のようなものです。
リラックスできる姿勢で目を閉じ、ゆっくり呼吸をします。赤ちゃんが羊水の中で心地よく浮かんでいる様子を思い描きながら、お腹に意識を向けてみましょう。ゆったりとした時間を持つことで、落ち着いた気持ちで過ごすことができるかもしれません。
無理に前向きになろうとしなくてもいいのです。今の気持ちは、そのままで、大切にしてあげて大丈夫。
不安でしんどいときは、一人で抱え込まなくても大丈夫です。話すことで気持ちがほぐれることもあります。
あるいは、心の中で「今は、こんな気持ちなんだな」と整理するだけでも、少し安心できるかもしれません。あなたの気持ちを大切にできる時間や場所を、少しずつ見つけてみてください。
ゆっくり呼吸をして、自分の気持ちをやさしく見つめる時間が、赤ちゃんとあなたの安心につながるでしょう。















